04 / ハッシュ関数
ハッシュ関数は、どんな長さの文章でも決まった長さの「指紋」に変換する仕組みです。良いハッシュ関数は、たった1文字変えるだけで指紋が全く別物になります。これを「なだれ効果」と呼びます。
このページでは仕組みを見せるための簡易ハッシュ関数を使用しています。実際のSHA-256などとは異なりますが、なだれ効果の性質は同じように確認できます。
ブロックチェーンや改ざん検知の仕組みは、この性質を利用しています。ファイルやデータが少しでも書き換えられると、ハッシュ値が一致しなくなるため、「元のデータと同じかどうか」をすぐに確認できます。
逆に、もし似た入力から似たハッシュ値が出てしまうと、攻撃者が「元のデータに近いもの」を推測する手がかりを与えてしまいます。だからこそ、わずかな違いが全体を大きく変える性質が重要なのです。